便が出そうで出ないときの動物学的アプローチ

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今日のテーマは、便が出そうで出ないときどうするかです。

お尻の穴の、上の方まで便が来ていることが分かっても、どうしても下に降りてこなかったり、止まってしまうことがあります。

特に、いままでお尻が切れて締まった経験があったり、普段から便やおならを我慢している人に多いようです。

わたしたちの体には、自律神経という、意識できないレベルの神経が働いています
腸の動きは自律神経によってコントロールされていて、意図的に、腸を動かすことは難しいとされています。つまり腸は無意識レベルで活動しているのです。

熱々のやかんに触ってしまって、手をやけどしそうになったりすると、無意識で手を引っ込めると思います。わたしたちの体は、危険やダメージをさけるために、無意識に反応するようにできています。

たとえば、お尻が切れてしまって、切れ痔になると、かなり痛いですよね。ウォシュレットがしみたり、肛門がヒリヒリしてしまいます。そうすると、無意識のうちに、肛門や腸の動きが悪くなります。

排便=痛み、という情報が無意識にインプットされてしまいます。

腸は副交感神経といって、リラックス神経によって動くのですが、痛みの情報があると、無意識に緊張してしまって、よけいに腸の動きが悪くなります。

そこで、有効なのが、腸をリラックスさせて上げるマッサージです

マッサージと言っても、よく言われるように、お腹を時計回りにマッサージする、というものではありません。

便が出そうで出ない、というのは、肛門と、肛門のすぐ上の、直腸という部分が緊張しているので、この部分をリラックスさせるマッサージです。

ちなみに、このマッサージ方法は猫の生態から発見されました。子猫の便が出ないとき、親猫は子猫のお尻の穴をべろべろ舐めるそうです。そうすると肛門と腸がリラックスして便が出るらしいのです。

猫の肛門マッサージと同じような効果を得るためには、ウェットティッシュなどを何枚か重ねて肛門を揉むようにマッサージしてみてください。そうすると肛門周辺がリラックスして便がするっと出る可能性が上がります。

トイレに流せるタイプのウェットティッシュを買っておくとかなり便利なので、わたしも常備しています。便と、肛門の両方を柔らかくしてあげましょう。

まとめ・・・

わたしたちの体は、自律神経という意識的にコントロール不可能な働きをしているのですが、過去に切れ痔や下痢などの排便のトラウマがあると、肛門周辺が緊張してしまいます。便が出そうで出ないとき、肛門をリラックスさせて上げるために、肛門の周辺をマッサージしてあげる方法があります。これは動物も行っている方法です。