更年期からの便秘解消はバランスが大切


更年期を境に便秘になったり、便秘が悪化してしまう女性は多いようです。女性ホルモンが急降下して一気にゼロになり、自律神経のバランスも崩れてしまうからです。

腸は自律神経のうちの、副交感神経というもので活動しているので、自律神経のバランスが崩れると腸の活動もおかしくなってしまうんですね。

更年期で便秘になったり便秘が悪化した場合、やっかいなのは便秘解消が難しいことです。腸も年齢を重ねると体と同じように運動神経や反射神経が低下します。

その結果、例えば20代では効果的な便秘解消方法であっても、更年期の便秘には効果を発揮しない、ということもあります。

だからといって、強烈な下剤などは御法度です。腸の粘膜にダメージを与えてしまいますしもともと鈍っていた腸がさらに衰えてしまい、なかには一生下剤なしでは出せない下剤依存症になってしまう人もいるようです。

さらに、腸の活動は内臓の活動とリンクしています。腸が停止すると内臓全体が停止してしまい他の部分でも問題が出やすくなったり体全体が衰弱してしまう原因にもなります。

便秘解消といっても単純に便を出せばいい、というわけではなく、腸の活動自体を活性化させないと本当に健康だとは言えないんです。

自然に腸を活性化させてくれるものには、例えば乳酸菌があります。便秘解消のためにヨーグルトを意識して食べている人も多いと思います。

ところが、乳酸菌は生きている菌なのでうまく腸まで届かなかったり、届いても
ちゃんと腸に定着しないことがあります。体質的に合う合わないがあるうえに食べ物やタイミング、体調によっても効いたり効かなかったりで安定しません。

乳酸菌も生き物なので仕方がないのですが、体質から便秘を改善するためには
定期的な排便のリズムが大切なので、乳酸菌だけでは腸の活性化は難しいケースもあります。食物繊維系、乳酸菌系、必要な油分などを含めトータルな栄養バランスを整えるなど、多方面からアプローチしていく必要がある年代でもあります。