便秘解消によいハーブ・漢方は?天然成分も副作用に注意!

便秘を解消したい、
できれば自然・天然の成分で改善したい、

なんとなく天然であれば安心、安全のように感じてしまいますが、天然のハーブであっても副作用や依存性などもあるので、十分に注意が必要です。

センナ

便秘解消目的では最も頻繁に用いられるのがセンナです。センナの主成分である『セノンシド』が大腸を刺激して、強烈な便意を引き起こすことが知られています。

センナは天然のハーブであっても、その作用はまさに『下剤』といえるもので、強烈な腹痛を感じたり、猛烈な下痢になったりすることもあります。

長期的な服用には他のリスクもあります。

例えば大腸が真っ黒になる『大腸メラノーシス』などが発生する可能性がありますし、刺激になれすぎると腸が麻痺して自力での排便が困難になる可能性も指摘されています。

作用のうえでは強力ですが、その分注意が必要な成分です。

キャンドルブッシュ

最近の便秘茶の多くにキャンドルブッシュが配合されていますが、じつはキャンドルブッシュの主成分もセンナと同じ『セノンシド』なんですね。

センナよりも濃度が低い分、作用が穏やかとも言えますが、やはり下剤としての作用であることは変わりがないので、ある程度の注意は必要かもしれません。

アロエ

便秘茶のブレンドをよく見ると、アロエが入っていることも多いですね。
アロエには『アロイン』という成分が含まれており、このアロインが腸を刺激して排便を促す効果があります。

ところがこのアロインも漢方では下剤扱いの成分で、常用には注意が必要かもしれません。

例えば『セノンシド』や『アロイン』が過度の子宮収縮を引き起こすという意見もあり、私としては妊娠中や生理中の服用はおすすめできません。

プランタゴ・オバタ

漢方、ハーブ系といっても、便秘解消のために配合されているほとんどの成分は下剤として腸を刺激する成分です。

下剤のようなハーブではなく、もっと穏やかな作用を求める場合、食物繊維系のハーブであるプランタゴ・オバタ(サイリウム)がおすすめです。

プランタゴ・オバタは、食物繊維の王様と言われ、2000年前から用いられてきた成分です。

なぜプランタゴ・オバタは食物繊維の王様と言われるのか?

その理由はプランタゴ・オバタの食物繊維が、他の食品の食物繊維よりもはるかにパワフルだからです。

便秘解消のために食物繊維の摂取が大切ですが、不思議と人によって合う食べ物が異なります。

例えば便秘に良い食品には、オールブラン、納豆、メカブ、バナナ、リンゴ・・・色々なものがありますが、体質によって合う合わないがあります。

体質によって合う食品が違うのは、食品によって含まれる食物繊維の種類が違うからです。

大きく分けると、オールブランなどに含まれる不溶性食物繊維と、メカブなど海藻類に多く含まれる水溶性食物繊維があります。

プランタゴ・オバタは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の性質を持っています。そのため体質を問わず、だれにでも効果を発揮しやすいと言われています。

実際に、プランタゴ・オバタは便秘にも下痢にも改善効果があると言われる数少ない成分でもあります。