便秘体質の人は基本的に便の質に問題がある可能性が高いと言われています
残便感がある場合、肛門をするっと便が抜けることはあまりないと思います。ざらざらした軟便だったり、粘土のような粘着性の強い便だったりすると思います
肌触りというか、、
お尻触りがあまりよくありません
たとえ毎日便通があったとしても、残便感があってすっきりしなければ便秘と言われます
なんとなく便通が悪い、残ってる感じがするという場合、実際に腸の下の部分には便が残っていて、しかも、長い間残っている可能性が高いです
いわゆる宿便(滞留便)という状態に近いと言えます。
肛門のすぐ上のあたりを直腸というのですが、直腸あたりに便が大量につまっている可能性があります
排便痔も、溜まった便の表面に近い部分だけが出て、残りの部分はヘドロのように腸に残ったまま、ということです
その状態だと、例え毎日出たとしても、常に腸には古い便が残ってしまいます
だから、便秘というわけです
すっきりするためには、便秘薬を使いたくなりますが、ある程度の便通があるのであれば、便秘薬はおすすめできません
腸の機能を低下させてしまう可能性があるので、その時すっきりできたとしても、便秘薬を使わないとさらにひどい便秘になってしまう可能性もあるからです
便通をよくすることは、
日常生活に気をつければ可能です
便の材料は体の細胞の老廃物や腸内菌の死骸以外に、水分、油分、食物繊維という3つが主な材料になります
腸は便を作る工場のような働きをしていますので、パンをこねたりするような感じで、老廃物と水分、油分、繊維を混ぜ合わせて練り込んで
形のしっかりした、肌触りのよい便が出来上がります。
まず水を飲んでください
水分が不足すると、腸内から水分が吸収されてしまい、腸内の水分バランスが崩れてしまいます
柔らかい便だと水分は摂らない方がいい、と思ってしまいますが下痢症の人でも水分を摂った方がいいくらいなので、常温の水であればまったく問題ないと言われています
次に、やはり食物繊維なのですが、じつは食物繊維というのは一種類ではありません
ペクチン、セルロース、グルコマンナン、キチン、キトサンなどたくさんの種類があって、いろいろな機能があります
一般的にはペクチンやグルコマンナンなどの水溶性食物繊維が良いと言われています
ペクチンはリンゴ、グルコマンナンはコンニャクが代表で海藻類も水溶性食物繊維が豊富な食材です
食物繊維の特徴は、からだの中の余分な汚れや水分を【スポンジ】のように吸着してからだの外へ排出してくれることです