胃もたれ、吐き気、膨満感のメカニズム

staircase_1280
胃に膨満感があったり、食後に吐き気を感じる場合があります。胃の弱い人は特にからだが弱っていると不快感を感じやすいと思います。胃の不快感の原因のひとつは単純に許容量オーバーであることです。少し食べただけで吐き気などを感じる場合もありますが、胃の許容量は消化酵素の分泌で決まるので、消化酵素が不足していれば、少しの食事でも容量オーバーしてしまいます。

このメカニズムはアルコールも同じです。お酒を飲んでいると、一定量を超えたところで急に吐き気を感じたり、ビールが不味くなったりしませんか?アルコールは体内でアルコール分解酵素によって分解されますが、人によって、アルコール分解酵素を分泌できる量はある程度決まっています。

アメリカ人などと比べると日本人はアルコール分解酵素の量が少ないと言われていますし、日本人の5パーセントほどはまったくアルコールを分解できないと言われています。

食事の場合、お米などの炭水化物を分解する炭水化物分解酵素、肉などたんぱく質を分解するたんぱく質分解酵素、脂肪分を分解する脂質分解酵素、の3つのタイプの消化酵素が必要です。

これらの酵素が不足した場合は、からだからSOSサインがでます。「これ以上は分解消化できないから、もう食べるな!」というサインが吐き気や膨満感なのです。そのため、消化酵素を補給してあげることで吐き気や膨満感が収まる可能性はとても高いのです。

消化酵素を補給するには、食前に発酵食品を食べることが効果的ですが、より便利で効果的なのは消化酵素そのものを補給するために発酵食品やサプリメントを食事を食べる前に摂取するようにすることです。食物がしっかり分解されると腸内環境も改善するので消化をよくするだけでなく、便秘解消効果もあります。