便秘でお腹がぽこっと出るのはガスが最大の原因だった・・


便秘だとお腹がぽっこり出っ張った状態になってしまいます。まず腸の中に便やガスが大量に詰まっています。便の重さだけでも数キロの重さがあり、お腹にダンベルが入っているようなものなので、見た目にも気分的にもお腹が重い状態になるのは当然と言えば当然ですね。

ぽっこり出っ張りのもう一つの原因がガスです。便秘は腸内に老廃物が大量につまっている状態ですが、老廃物が悪玉菌のエサになってしまうので、腸内環境が悪化します。悪玉菌はインドール、スカトールなどのきつい臭い成分やニトロソアミンなど、発がん性のある有毒物質を含んだガスを出します。

ガスは気体なので、重さ自体はなくても、すごく体積が大きいです。お腹でガスが大量発生することで、風船のようにぽこっとお腹が膨らみます。便やガスによるお腹の張りもとても苦しいと思いますが、慢性的な便秘状態が続くと、さらに問題が発生します。

まず大腸ガンをはじめとする重病のリスクが増えてしまいます。すぐに病気にならなくても肌荒れや肌の老化、代謝の低下による肥満など健康面や美容面でのトラブルが起こったり、細胞レベルでの劣化が進みます。

たとえばお腹ぽっこりの最大の原因であるガスは、一部は便やおならとして排泄されますが、残りは腸の粘膜から血管に吸収されて血液を汚すことになります。どろどろに汚れた血液は体中を巡り、細胞にダメージを与えたり、体臭や口臭をきつくする原因にもなります。30歳以上であれば、加齢臭を作り出す原因にもなります。

便秘の女性は冷え症にもなりやすくなります。冷え症のいちばんの原因として体中の血管の血行不良がありますが便秘による血液の汚れは、ダイレクトに血行不良を引き起こします。わたしたちの体は93パーセントが毛細血管という、目に見えないくらいとても細い血管で出来ています。どろどろの血液は毛細血管をうまく通過することができないので、体全体の血行が悪化して、特に毛細血管が密集している肌表面や、手足、顔などの血行が悪化することになります。

便秘を体質面で改善するには、腸のクリーニングを行って腸の活動を高める必要があります。便秘薬や下剤は逆に腸の活動を低下させてしまうので、できるだけ使用しないほうがよいです。便秘薬依存になると、自力では排便できないほど腸の活動が低下することもあり、そうなると改善自体が困難になります。

習慣としては、ヨーグルトなどの乳酸菌も大事なのですが、現代の食生活で決定的に不足している栄養素は食物繊維です。実際に計算してみると分かりますが平均的な女性の食事だと1日必要量の3分の1も取れていません。ひとり暮らしの人や、20代、30代ではさらに足りていません。

食物繊維は便の原料でもあり、乳酸菌など善玉菌のえさでもあります。脂肪の吸収を抑制する効果もあるため、ダイエットにも直接メリットがありいろいろな面で絶対に摂った方がよいです。

まとめ・・・

便秘だとお腹がぽこっと出てしまいますが、その原因として、数キロにもなる大量の便と、悪玉菌の出す有毒ガスがあります。お腹の張りは苦しいものですが、慢性的な便秘を放置してしまうと、肌の老化や大腸ガンなどの命に関わる重病の可能性も上がります。肌の劣化や肥満にも直結するので、体質の改善が早急に必要な状態です。便秘の根本的な原因として食物繊維などの栄養素の不足があります。日本人は3分の1くらいしか食物繊維がとれていません。ダイエットにも効果がありますので、食生活の改善が基本になります。