便の色は健康とアンチエイジングのパラメーター

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便の色というのは、健康かどうか、病気になりにくいかどうかを判断するいちばん簡単な診断方法だと言われています。腸内に乳酸菌などの善玉菌がたくさん住んでいれば便の色はきれいな茶色になります。

赤ちゃんの便の色がきれいな茶色なのは赤ちゃんの腸の中は善玉菌が90%以上という完全に善玉菌優位の環境になっているからです。

ところが肉食が多かったり、消化不足が続いたり、単純に年齢が30代、40代、50代と上がっていくにつれて善玉菌が減って悪玉菌が増えます。そうすると便の色も、茶色から、黒っぽくなり匂いも独特の腐敗臭が強くなってきます。

善玉菌の働きは色々ありますが最近注目されているのが、免疫力のサポートです。わたしたちの体には、体自体に備わっているナチュラルキラー細胞などの免疫システムがあり病気やがん細胞をやっつける働きがあります。

健康な人でも1日5000個のガン細胞が毎日生まれていると言われていますが、ガン細胞が出来ても実際にはガンにならないのはナチュラルキラー細胞などの免疫システムがガン細胞を退治してくれているからです。

乳酸菌などの善玉菌は、この免疫システムをサポートしてくれる強力な助っ人です。

腸は、わたしたちの人体最大の免疫器官で、免疫細胞の80%が腸に集中しています。ところが、悪玉菌が優位になってしまうと腸内で大量の毒素が発生するので80%の免疫細胞は毒素の『解毒』に大忙しになりガン細胞の退治など、本来の役目を果たせません。

実際に、頑固な便秘の女性は快便の女性と比べて2.5倍大腸がんになりやすいというデータや、便秘の女性は5倍乳がんのリスクが高まるというデータもあるくらいです。

腸内を善玉菌優位にして、便秘を解消することは、毎日のお腹の張りや体の重さといったその日その日の不快感を解消するだけでなく、長く健康でいるためには絶対に必要なことなのです。