睡眠中に腸が働いていないと朝起きて下痢になる

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朝起きて、便が出る、それだけなら良いことに思えるのですが、毎朝下痢になってしまうとちょっと困ります。

朝、便意があるのは、自律神経のリズムとしてはとても正常で、良いことなのですが、便が下痢状になってしまうのであれば、腸の働きが不十分である可能性があるからです。

腸は副交感神経(リラックス神経)で動くので、わたしたちが眠っている間に腸は働きます。睡眠中はリラックス神経である副交感神経が優位になりますが、腸は副交感神経とリンクしているので、眠っている間に、前日の老廃物を固めて便を作ります。そして朝起きると、出来上がった便を排出するために便意が起こります。

その時に下痢になってしまうということは、腸が便をつくるための運動能力が低下している可能性があるのです。運動能力といっても、腸の筋肉や、腸周りの筋肉の問題ではありません。

筋肉を鍛えることで腸が動くのであれば、筋力の弱い子どもに便秘や下痢が少なく、
筋力が強い大人に便秘や下痢が多い、というのはおかしいとおもいませんか?

腹筋や腸周りの筋肉を鍛えることで、腸周辺の血行不良を取り除く効果はあるので
やったほうがよいことなのですが、そもそも腸の機能低下を引き起こしている原因を取り除かないと根本的な解決にはならないかもしれません。

腸の運動量を落としてしまう原因は色々ありますが、便秘薬や下痢止めなどの腸の薬を使用したり、抗生物質の使用などでも腸機能は低下すると言われます。腸内で悪玉菌が出す毒素も腸にじわじわとダメージを与え、腸を老化させて、働きの低下を招きます。大人になって、腸の機能が低下してしまうのは、これらのダメージが積み重なって、徐々に腸が弱体化していくからです。

腸の機能回復のためには、乳酸菌などによって、腸の粘膜を保護しながら、ぜんどう運動をサポートしてあげることが効果的だと言われています。

ただし、スポーツやトレーニングに詳しい人は分かると思いますが、同じ負荷の筋トレをしても筋肉が強くならないのと同じで、最初は少量からスタートして、少しずつ量を増やしながら、継続的に飲み続けることがポイントです。

毎朝下痢になってしまう場合、自律神経と内臓の働きのリズムはよいのですが、肝心の腸の働き自体が低下している可能性があります。本来は睡眠中に副交感神経が優位になって、腸が余分な水分を吸収しながら便を練り上げるのですが、毎朝下痢になるのであれば、腸の運動機能が低下している可能性があるのです。腸を鍛えるためには、筋トレと同じように、乳酸菌の飲み方にも工夫が大切です。