すぐ下痢になるタイプの腸には複数の乳酸菌が必要

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すぐお腹を壊す体質だと、食べるものや飲むものにかなり神経質になります。冷たいものは一発アウトですし、温かいものであっても、300ミリ以上飲んだらやっぱり下痢になってしまうことがあります。牛乳などの乳製品や肉類の食べ過ぎなど、アレルギーというわけでもないのに、食べられないものが多すぎるのです。

お腹を壊す、ということば通り、下痢というのは腸の機能が少し壊れている状態です。下痢症だと、特に寒さや冷えに弱いと思いますが、冷えると下痢になるのは、温度の低下に腸が弱いからです。

温度が0.5度下がると、からだの免疫力は35パーセント低下します。腸には体の免疫力の70パーセントが集まっているので、温度の低下に腸は弱いのです。

健康な人が、冷たいものを飲んでも下痢にならないのは腸の免疫力が高いことと、体をあっためる力が強いからです。体をあっためるのは血行なので、血行を改善することで下痢が改善することもあります。

下痢症だと、水分の取り過ぎに神経質になるので、水を飲む量を減らしたり、飲み物を減らしていると思います。ところが、水分をとらないと血液の量が減って血行が悪化します。下痢症だからこそ、水分はこまめにとる必要があります。

もちろん冷たいものは下痢を起こしてしまうので、常温や40度くらいにあたためた水を、少しずつこまめのとりましょう。それだけでも下痢症を体質レベルで改善する効果があります。

さらに腸の免疫力自体を高めることが大切ですが、乳酸菌には腸の免疫力を高める効果があります。ただ、乳酸菌と言えばヨーグルトですが、すぐお腹を壊すわたしたちにとって、乳製品は最悪の食べ物です。乳糖という消化されにくい成分が入っているので、下痢になりやすい食べ物のワースト1が乳製品なのです。

そこで、下痢症の人が腸を鍛えるためには、乳酸菌だけを取れるサプリメントが必要になります。サプリメントの選び方も慎重にならないといけません。便秘であれば、ビフィズス菌などで腸に刺激を与えることで一時的に改善する必要がありますが、下痢症の場合は、腸の隅々まで保護してあげるために複数の異なった乳酸菌の摂取が有効です。

乳酸菌は種類が違えば大きさも何十倍も違い、腸内の住み着く場所も違います。下痢症の場合、腸のまんべんなくカバーして保護してあげる必要があるので、乳酸菌も複数(10種類前後)摂ったほうがよいと言われています。

まとめ・・・

すぐお腹を壊す体質だと、食べ物や飲み物にかなり神経質になったり、体を冷やさないための工夫を色々と行っていると思います。ところが、水分量が不足したり、逆に下痢症を悪化させてしまう原因にもなります。すぐお腹を壊す体質を、根本的に解決するためには、体の血行を改善したり、腸の免疫を活性化していく必要があります。血行をよくするために十分な水分はぜったい必要です。また乳酸菌を複数種類、摂取することで、まんべんなく腸をカバーして、腸の免疫をサポートすることができます。