排便時の強烈な吐き気について

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便秘が続くと、胃がもたれ気味になったり吐き気がするようになります。特に排便時は、腸が収縮して、腸内の有毒ガスが体内を巡るのでなかなか便が出ずに、息んでいると吐き気を感じることも増えるようになります。

胃と腸は、一本の管でつながっているので、便秘で腸の中身がいっぱいだと、胃の中身が下に降りにくくなり、いつまでも居座ることになります。食欲がなくなったり、胃もたれしたり、吐き気を感じるようになります。排便時、便が出ない状態で踏ん張る時は、腸内が収縮したり、腸まわりに圧力がかかり、さらに強烈な吐き気を感じることになります。

便秘、というと簡単ですが、冷静に考えると恐ろしいことです。便秘の状態では、腸内に数キロの便が溜まっています。

快便の人でも1、2キロの便が溜まっているものですが、便秘状態だと、5キロや10キロの便が腸内につまっていることも珍しくありません。

2リットルのペットボトル2、3本がお腹に入っているわけで、お腹がパンパンに張るのも当然かもしれませんね。しかも、それが水ならいいのですが、便秘の場合は、生ゴミが入っているようなものです。

腸内は、真夏よりも暑い37度くらいの熱さです。その中に、生ゴミが放置されているわけで、強烈なニオイが発生していることは簡単に分かりますね。

便が腸内に滞留してしまう原因はふたつあります。ひとつは、腸の出口、つまり肛門から便が出ない状態です。腸のしたのほうで便が渇いて硬くなってしまい、つまってしまう状態です。

お尻の穴は、特別な習慣が無ければ、ゴルフボールくらいの太さなのですが、そこにソフトボールくらいの大きさの便が乗っかってしまうのです。

便が出ずに、便秘になるだけでなく、無理に出そうとすればお尻が裂けて切れ痔になってしまいます。

便秘の原因のもうひとつは腸内の移動スピードが遅いことです。腸がうねうね動いて便を下に運ぶときに、水分や油分が不足しているとスムーズに移動できません。

便通を改善して、便をするっと出すためには食物繊維はもちろんですが、水と油分が適度に便に含まれていることが大切です。

便秘対策として水分を多くとっている人は多いと思いますが、油分も便通に大切なことはあまり知られていません。

オリーブオイルなどは、健康にも良いですが、同時に便通をよくする効果が知られています。本気で便通を良くしたい場合、オリーブオイルをそのまま飲むことです。食事と一緒に摂ると体内に吸収されてしまうのですが、空腹時にオリーブオイルだけを少量飲むことでダイレクトに腸に働きかけてくれます。まあ、不味いんですけどね・・。