アレルギーを予防する食べ方


アレルギーと食べ物の関係について話したいと思います。アトピーやアレルギー体質だと、食べ物に神経質になってしまいます。今ではアレルギー検査もどんどん進化していて、そばアレルギー、乳アレルギー、グルテンアレルギーなど・・遅延性のアレルギー物質も含めると数百種類以上がアレルギー物質になりうると言われています。

ただ、その全てを生活から排除するのは現実的に不可能ですし、わたしたちはアレルギーを起こさないためだけに生きているわけでも、アトピーを悪化させないために生きているわけでもなく、本当は好きな時に好きな場所で好きな服を着て好きなものを食べて、好きなことをしたいと思っています。

そこで大事にしたいのは、アレルギー物質やアトピーの原因を個別に減らすだけではなくて、アレルギーにつながりやすい食べ物の『原則』をしっかり理解して、生活することだと思います。

まず、アレルギー物質のほとんどは『タンパク質』です。本来であればタンパク質は胃や腸で分解されて『アミノ酸』として体の中に吸収されて筋肉や肌細胞や内臓の材料になります。

ところが、うまく消化されなかったタンパク質は『未消化』の状態で腸に届いてしまいます。

未消化のたんぱく質は、ただでさえ悪玉菌を増やしてしまい、腸内環境を悪化させて体の中の腐敗物質を増やしますが、腸のバリア機能が低下している状態だと、タンパク質のまま腸の粘膜から体内に吸収されてしまうことがあります。

タンパク質は体内で『異物』として認識されて体は『異物』を外に排泄しようと過剰な反応を起こしますこれが、アレルギーを引き起こすメカニズムです。

では、体の中にタンパク質を入れないためにはどうすればよいのでしょうか?すぐ出来る方法は、『よく噛んで食べる』ということです。

そんなことで?と思うかも知れませんし、皮膚科や病院でも滅多に言われないですが、それだけでアレルギーが軽減したり、単純に肌荒れしにくくなることもあります。特に消化の難しい動物性タンパク質や乳製品を摂るときには咀嚼回数を増やして消化をスムーズにしてあげることが大切です。

次に、腸のバリア機能を高めることです。アレルギーやアトピーの原因に『腸が弱い』ということがありますが、腸のバリア機能が低いと未消化のタンパク質が体内に入りやすくなります。『異物』が体の中に侵入しやすくなるということです。