便秘解消にはどうやらサイリウムがいいらしい

サイリウムって何?

便秘改善のために色々な成分を調べてみると、どうやらサイリウムがいいらしいのです。

『サイリウム』

どことなくサイエンスちっくな名前ですが、本当に便秘に効くのでしょうか?

サイリウムの成分には豊富な食物繊維、腸を活性化する成分、炎症を抑える成分などが含まれており、腸にやさしい便秘薬として、漢方では2000年前から用いられてきた伝統的な薬草です。

両性食物繊維

便秘だと、とくかく食物繊維を食べましょうと言われますが、食物繊維には大きく分けると『不溶性食物繊維』『水溶性食物繊維』という2つの種類があります。

不溶性食物繊維は、『スポンジ』のように、腸内で膨らんで便のかさを増したり大腸を刺激します。

水溶性食物繊維は『ゲル』のように、水と混ざって便を柔らかくしたり、硬さを調節してくれます。

たとえば野菜は不溶性食物繊維が多く、海藻や果物には水溶性食物繊維が多く含まれています。

オールブランなどを食べて便秘が悪化すること、便が詰まることがありますが、それは不溶性食物繊維ばかりとって、水溶性食物繊維が不足しているからです。

食物繊維といっても、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが便秘改善には大切なんですね。

サイリウムが他の食物繊維と違うのは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の性質を持つことです。

便の量、便の質、便意といった要素を同時に改善できるので、少ない量でも大きな便秘改善効果が期待できます。

1日の食物繊維摂取量の目安は20g程度ですが、サイリウムの場合、わずか4gで十分な便秘改善効果が得られたというデータもあります。

両性の食物繊維だからこそ、他の食物繊維よりも効果が高い、というのがサイリウムの特徴のひとつですね。

便秘と下痢を繰り返していた私

私はもともと3日くらいは平気で出ないほどの便秘でした。

しかも便秘が続いて『出た』と思ったら、急に下痢になったりして、便の状態が安定しないのが悩みでした。

そのため、ただ便を出せばよいわけではなく、便の状態を安定させてくれる成分を探していたんです。

そんな時、見つけたのがサイリウムという成分でした。

便意と同時に便質を改善

サイリウムの特徴として、『便質』と『便意』の両方にアプローチできることです。

たとえばコー○ックに代表されるような便秘薬は腸を刺激して強力に便意を引き起こしますが、便質を改善する効果はありません。そのため普通の快便の人が飲んだら腸の動きと便のバランスが崩れてしまい、強烈な下痢になります。

センナ、ダイオウなどのハーブも同様に、腸を物理的に刺激して便意を引き起こしますが、普通の人が飲むと下痢になります。

『とくかくすぐに出したい』という人はそれでも良いのかもしれませんが、便秘そのものを改善したい、長期的に安心して使いたいとなると難しい面もあります。

サイリウムの特徴は、便意を引き起こすだけでなく、便質そのものを改善するという2つの効果が期待できることです。

腸を刺激して便意を起こすだけでなく、便の「かさ」を増やしたり、便をふわっと柔らかくするなど、多方面からのアプローチが期待できるんです。

便秘にも下痢にも効く

普通の便秘薬は、便秘を改善するものなので、改善の人が飲めば下痢になるし、下痢の人が飲めば下痢が悪化してしまいますよね?

ところが、サイリウムは便秘にも下痢にも効果があるという科学的なデータがあるんです。

便秘の人は腸が活発になり便が軟らかくなる便秘改善効果
下痢の人は腸がリラックスして便の形がしっかりする下痢改善効果

つまりサイリウムはただの便秘改善成分ではなく、便の状態をベストに近づける成分だと言えるんです。

このような一見両極端の働きをする成分を『アダプトゲン』といいます。

もともとサイリウムは漢方の世界では2000年前から利用されてきた漢方成分で、のどの痛みや『肌の傷』を治すために利用されることもあります。

便秘になったら便秘薬を飲んで、下痢になったら下痢止めを飲む

というこではなく、

常に快便に近い状態になる

ということを目指すための成分と言えるでしょう。