便秘体質が下腹の冷えと脂肪をつくる理由

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下腹が冷えやすい、特に下腹に脂肪がついていて、下腹の脂肪が冷えやすいという場合、下腹を中心に代謝が低下しています。もしかして便秘ではないですか?

便秘症の場合、腸の中に便が溜まるだけでなく、腸の外側の細胞の代謝も下げてしまい、脂肪が蓄積されやすくなります。同時に血行不良が起こり、冷えが悪化することになります。

便秘でお腹が冷えるのは、まず腸の働きが低下してしまうからです。便秘が続くと、腸の運動量が低下して、さらに腸が黒くて太い状態になります。腸内では悪玉菌が発生しやすい状態であり、悪玉菌は、インドール、スカトール、などの便の臭いのもととなる臭い成分や、ニトロソアミンなどの発がん性物質を作り出します。

腸で発生した有毒物質は、一部はおならや便として排出されて、残りが腸の粘膜から、血管に吸収されることになります。体中を毒素が巡り、体臭がきつくなることもあります。

血液中に流れ込んだ有毒物質は血液をどろどろの状態にします。わたしたちの体内を流れる血管の93パーセントは毛細血管です。皮膚に傷がつくと赤くなったりするのは、毛細血管が切れているからです。寝不足で顔色が悪くなったり、目の下にクマができるのは、睡眠不足で心臓のポンプ機能が低下して血液の勢いが悪くなるので、毛細血管に血液が上手く流れない鬱血状態が起こるからです。

毛細血管は赤血球がひとつ通れるくらいの太さしかないので血液がどろどろの状態になると、毛細血管を通ることができません。その結果、毛細血管の血行が悪くなり、冷えることになります。

よく下腹の脂肪が冷える、と言われますが、脂肪が冷える、というよりも、血行が悪化した結果、脂肪がつくと同時に冷える、というのが正解です。腸をクリーニングして、血行をよくすることで、脂肪が落ちて、同時に冷えも改善する可能性が高いのです。

女性の8割が便秘だと言われていますので便秘であることは珍しくないのですが、50年前の日本人には便秘はほとんどいなかったと言われます。その理由は食生活の変化で、特に食物繊維の不足が深刻です。平均的な女性は1日に必要な食物繊維の3分の1から5分の1しか毎日の食事から摂取できていません。

食物繊維は便秘解消だけでなく脂肪の吸収を抑える効果があります。カロリーはほぼゼロなので、ダイエットにはプラスにしかなりません。意外と食事から摂取するのは難しいので、不足分をサプリなどで補う必要性が高い栄養素です。

まとめ・・・

下腹の脂肪が冷える、というのは血行不良が原因です。血行不良により代謝が低下して脂肪が燃焼排泄されなくなり、脂肪が溜まるのと同時に冷え症になっている可能性が高いと言われます。下腹の代謝低下の最大の原因は慢性的な便秘です。便秘が続くと腸の働き、活動量が低下して、同時に毒素が血液を汚してしまいます。その結果、代謝活動が低下して血行が悪化して、脂肪の蓄積と冷えが進行することになります。食物繊維を多めの食事を心がけることが基本になります。