下痢になるからといって水や生野菜を控えるのはNG

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冷たいものを飲むと下痢になるになるので、夏場でも体を冷やさないように温かいものを飲んだり常にお腹を温める服装を心がけているかもしれません。

それだけならまだいいのですが、お腹を気にするあまり、水分を十分にとらなかったり、生野菜を食べないようにしている人もいるかもしれません。

たしかに、体を冷やすことで内蔵機能は一気に低下してしまいます。体の機能は、温度が1度下がると半分に低下してしまうといわれるほど、温度や冷えに敏感に反応します。

とくに腸は免疫機能が集注している場所なので冷えには弱く、免疫力の低下と内蔵機能の低下の結果、消化不良や腸の機能不全により下痢が起こってしまいます。

しかし、もしあなたが、水分を控えたり、生野菜を控えるほど冷えに神経質になっているのであれば、早めの対策が必要です。

わたしたちの体は1日2リットルの水分を必要としていますし、生野菜には、活きた酵素や栄養素が含まれていて、それらは加熱されることで死んでしまうのです。

本来、常温の水程度であれば、体を温める働きがあります。健康な人や、かりに冷え症の人であっても、常温の水を飲むことで、運動したときと同じように筋肉が熱を作り出すために活動するので、体中の血行が改善したり代謝が上がります。

体の代謝機能は水分が十分にないと働かないので、慢性的な水分不足は、さらに代謝や免疫力の低下をもたらします。必要な栄養素がない状態が続けば、逆に胃腸が弱くなってしまう可能性もあります。

下痢が気になる場合は、まずは水分量だけはしっかりととる、生野菜も咀嚼によって、食物繊維が消化しやすくなり、口の中で暖められるので、体は冷えにくくなります。

そもそも冷たいもので下痢してしまうのは、免疫力の低下が原因です。腸はからだの最大の免疫器官なのですが、腸の免疫力が低い状態だからこそ、冷えに腸が耐えられないのです。

腸の免疫力を活性化させるためには、乳酸菌を長期的に摂取することが効果的だと様々な研究で明らかになっています。ただし、単一の乳酸菌を飲み続けても効果が薄いという専門家の意見もあります。腸内には300種類以上の菌が生息しているからです。乳酸菌を摂取する場合、いくつかのサプリを組み合わせるか、初めから複数の乳酸菌が入っているものを選んだ方が無難だと思われます。

まとめ・・・

冷たいものを飲むと下痢になりますが、免疫機能を向上させることで改善できる可能性もあります。下痢を気にすることによって、からだに必要な水分や栄養素を十分に摂取できないので、結果的に代謝を下げてしまったり、さらに免疫力を下げてしまう悪循環になってしまいます。まず水分量や栄養素をしっかり摂取しながら、腸を少しずつ鍛えていくことで、下痢症を克服できる可能性もあります。