腸に優しい便秘薬の種類|副作用や依存性が少ないのは?

便秘が体に悪いのは分かっているけど、便秘薬も副作用や依存性が怖いですよね。

まず知っておいてほしいのは、便秘薬には大きく分けて2種類のタイプがあることです。

刺激型便秘薬

腸の神経を刺激することで強制的に腸の収縮と排便を引き起こすタイプの便秘薬です。

いわゆる『下剤』ですね。

多くの便秘薬に配合されている『ビサコジル』などの成分や、センナ茶、キャンドルブッシュティーなどに含まれる『セノンシド』が代表的な成分です。

キャンドルブッシュディーなどは便秘茶の中では体に優しいイメージがありますが、成分的にはあくまで腸を刺激するタイプであることは知っておきましょう。

メリットは速効性があることですが、無理やりに腸の神経を刺激するので、人によっては激しい腹痛や下痢が起こることもあります。

終末になると「便秘がやばいので夜寝られないのは覚悟のうえでセンナ茶」と言う人もいます。

腹痛や下痢を引き起こす成分が、からだに優しいわけはありませんよね。。。

体へのダメージと引き替えに便を出すって、なんか間違っている気がします。

さらに依存性もあり、はじめは1錠だったものが5錠、10錠と増え、いちどに1シートを使い切るという便秘薬依存症の患者さんもいるくらいです。

「今すぐ便を出さないと死ぬ」

というような緊急を要する場合であれば別ですが、日常的に使用するのであれば、次の『膨張型』便秘薬のほうが腸にやさしいタイプになります。

膨張型便秘薬

ダイエットで食事量を減らしたら便秘になったり、便秘が悪化した経験がありませんか?

単純に食べる量が減ると、腸内の内容物が減るので腸の活動も低下してしまいます。

便を作るのに必要な材料が溜まるのにも時間がかかるので、どうしても排便のリズムが崩れ、便秘になりやすいのです。

このような時に、『膨張型』の便秘薬が役に立ちます。

膨張型という名前の通り、腸内で膨らむことで便の材料を増やしてくれます。便の材料が増えることで、腸の活動が活発になり、便秘も改善するということです。

膨張型便秘薬のメリットはとにかく体にやさしいことです。

膨張型便秘薬の主成分は食物繊維であり、食事と同じような成分なんです。

そのためからだに優しい反面、効果が穏やかすぎて効き目を感じずづらいこともあります。

食物繊維の種類が重要

ただし食物繊維にも色々な種類があり、食物繊維の種類によっては少ない量でも高い効果が期待できるものもあります。

少量で高い効果が期待できる成分が『サイリウム』です。

2000年前から薬草として使われてきた成分ですが、現在はドイツなどヨーロッパを中心に医療の現場でも使用されています。

サイリウムの特徴として、便の材料として便のかさを増やす効果、便の水分量を上げて便を柔らかくする効果、さらに腸を適度に刺激する効果があります。

サイリウムは3~4gで便秘改善効果が見込めると言われていますが、通常の食物繊維は20gが1日の摂取量なので、ずいぶんと少量で効果が期待できるわけです。

カラダに優しくて効果的な便秘薬を探している人は、試す価値がある成分です。